ネット通信をおこなううえで、欠かすことが出来ないアイテムがlanケーブルです。1999年にオーストラリアで開発販売されて以来、長らく情報周辺機器の筆頭として位置づけられていますが、昨今ではその種類も多種多様になりました。これはADSL回線から光回線・5G回線と通信信号が多様化したことに由来しており、それぞれに見合ったlanケーブルを備える必要があります。一言にlanケーブルといっても大きく分けて3種類の製品で構成されており、購入する際は自宅等で敷設しているネット回線に見合ったものを確認してから購入しなくてはいけません。
確認する項目は通信速度であり、これをケーブルで確認するにはパッケージまたはケーブル表面に記載されている「class」の数字で把握することが可能です。「class」とはlanケーブルのグレードのことを意味していて、class1と記載されていれば10Mbpsから20MbpsのADSL回線用ということがわかります。class2であれば50Mbps以上の光回線に向いている品で、2020年7月時点では10Gbpsの通信に対応しているclass5が最上位モデルで家電量販店やネット通販サイトで販売されています。lanケーブルのグレードを確認するには、パソコンのネットワーク項目を見ても一目でわかるものです。
今現在使用しているケーブルの最高時速と接続しているケーブルの種類も表示されているので、新たに買い変える際の参考にできます。