テレビやDVDプレイヤーをインターネット回線に接続すれば、付加価値のあるサービスを利用することが可能です。昨今は一般家庭でも数多くの情報端末があり、そのすべてをインターネット回線に接続しているという方もいらっしゃるでしょう。ネット回線に各情報端末をつなぐには、必ずlanケーブルが必要です。このケーブルは2000年初頭に登場して以来、基本的な形状は変わっていません。
しかし、高速通信に対応している製品は毎年販売されていて、2020年7月時点で10Gbpsの次世代5G回線に対応した品もあるほどです。10Gbpsのlanケーブルは、グラスファイバーの本数が計3本に増えており既存のlanケーブルの約10倍の高速通信を実現している製品です。これまでの光回線・ADSL回線でも用いることが可能ですが、家庭内で敷設する際は注意しておきたい事項があります。10Gbpsのkanケーブルはグラスファイバーの本数が増えていることで、折り曲げたり家具の下敷きになるとケーブルが断線する恐れがあります。
断線すると通信が不可となり、新たに買い直す必要に迫られます。10Gbpsのlanケーブルを一般家庭で敷設する際は、必ずケーブルを配線チューブで覆うようにしましょう。この配線チューブはホームセンターやECサイトで1本200円前後で販売されています。シリコン素材で耐久性があり、ケーブルが折れ曲がるのを防いでくれるものです。