lanケーブルをオフィス環境で使う場合、何台ものパソコンと接続することになるので、ケーブルの本数も増えてしまうことと、デスクへの位置合わせも重要になります。足や物で引っ掛けてしまうことが無いように配慮することは欠かせず、最適化するには配線用のダクトを用いることが最も簡単で安心できる方法です。ダクトは中に収納できるlanケーブルの本数に合わせて購入することが必要なので、最初にレイアウトを確認して本数の計算を行うことが先決です。次にダクトの長さを調べる必要性もあり、実際に設営する位置決めを行い、メジャーなどで距離を測ると必要数を把握できます。

最適化するには設営するオフィス環境により違いはありますが、もしも床面を這わせる場合はあまり高さを設けていないスロープタイプのダクトも販売されているので、床面への対策も最適化できます。1つの空間だけでlanケーブルを設営するには通常のダクト、スロープ状のダクトを使い分ける方法で意外と簡単に整えることができますが、デスク周りを綺麗に見せるような際には、デスクの脚の部分や天板の裏側のスペースを活用してlanケーブルを固定する方法もあります。デスク周りの固定法は、単線になるので難しい作業ではありません。100円ショップ等で販売されているテープで貼り付けるタイプのダクトを利用する方法と、結束バンドとテープ式のフックを併用する方法も悪くはありません。

最適化を徹底するには、パソコンのコネクタ部分で曲げる場合は柔軟性のあるlanケーブルを短い距離で繋ぎ合わせると破損の恐れも無くなります。