ソーラーシステムを搭載する住宅では、屋根や庭など任意の場所にソーラーパネルを設置して変換機を通して室内にケーブルを通すことが一般的です。現在では蓄電池を設置する方も増加しており、クリーンエネルギーで節電を行うには最適な環境です。ソーラーパネルは当然ながらケーブルが取り付けられているので、施工の際には専門会社を通じて行いますが、もしもケーブルが剥き出しになっている場合や、複数のケーブルを用いている場合、庭用で自ら設置した際には、ケーブルの保護のために結束バンドを使う方法が非常に便利です。屋外利用なので用いる結束バンドは屋外用で丈夫な素材のタイプを購入することも肝心です。

ナイロン66など耐候性に優れた素材であれば問題はありません。単線でも複数の配線でも結束バンドでまとめる作業を行っても、これだけでは万全ではなく、屋外側で野ざらしになる環境では更にケーブルを保護することも必要です。更なる強化の方法は、配線ダクトを使って中に束ねたケーブルを収納し、外壁などに金具で固定する方法が最も効果的です。この際に用いる配線ダクトも当然ながら屋外対候性に優れた素材を選ぶことも欠かせません。

もしも結束バンドと配線ダクトを併用する方法でも破損を心配するような方は、別途配線保護用のカバーを装着すると完璧に仕上げられます。ダクト系は別として結束バンドは安価で購入可能な商品なので、大切な機器類を守ることができる能力に対して、コストパフォーマンスは抜群です。